2006-01-01から1年間の記事一覧
ご近所との井戸端会議で、情報を仕入れてきた妻が言った。 「『博士の愛した数式 (新潮文庫)』の映画、とってもいいみたいよ。もうすぐ、(興行が)終わるらしいから、いかない?」 『博士の愛した数式』は、04年の読売文学賞、本屋大賞受賞作である同名小説…
「考える木」という、ちょっと変わった私のハンドルネーム。実は詩からとったものだ。(2005年7月10日のエントリー「HNについて」) その場所から動くことができない木が、種としてそこに運ばれてきた日の記憶をたどり、再び旅立つ日のことを想う。やがて、…
その日の清水のスタートは、かつて無敵を誇っていた頃と同じように見えた。しかし、スピードに乗っていかない……。その姿は、この日、奇しくもTV で解説をしていた堀井学のソルトレークでの姿を想い出させた。 レース後、清水は結果を振り返りながら淡々と語…
昨年11月から今年にかけて、修二と彰が歌う『青春アミーゴ (通常盤)』は爆発的に売れたようだ。70年代歌謡を想わす哀愁を帯びたメロディーと、適度な臭さやせつなさを感じさせる歌詞は、私のようなおやじにも馴染みやすく、それでいてドライブ感のあるリズム…
ひどく疲れているのに、まだ仕事は終わりそうにない。 ふと気が抜けたとき、なぜか、随分と会っていない遠くの友だちの顔が浮かんできた。 考えてみれば、というか考えなくても分かるのだが、私には友だちが少ない。 このブログを読んでいる方々の中には、「…
2002 / 2003から昨季までの、飛ぶ鳥を落とす勢いだった安藤からは、今季の姿を想像することはできなかった。 絶好調の頃、メディアをはじめ大人たちは、競うように、こぞって安藤に群がった。 そうした中、2004 / 2005の安藤のコメント(Number 620 「彼女は…
全日本から随分経ってしまったが、フィギュアのことをエントリーしたついでに、お茶の間評論家として少し喋りたくなった(笑)。 浅田真央が、現在の採点基準に従えば、世界の頂点に立つスケーターであることは疑いの余地はない。ためらいのない、大きく高く…
冬にもオリンピックがあるということを初めて知ったのは、札幌オリンピック(1972)のときだった。 TVで東京オリンピックを観ようと、走って幼稚園から毎日帰っていた記憶があるから、オリンピックに興味を持ち始めたのは、結構早い方だと思う。それでも、そ…
ときどき子供たちと一緒にweb pageを見ることがある。いつだったか、娘とwebの記事を読んでいたとき、何度も読みかけのままスクロールされたことがあった。注意すると、「おとうさん、遅いよ」と笑いながら怒られた。「お父さんはじっくり読んでいるからだよ…
人に迷惑をかけ続けているのに、当の本人に全く自覚がないといった困った人がいる。 私の上司はそんな人だ。 職場でも家庭でも何処でも、最近何かにつけ上司の悪口が自然と口をついてくる。 ただ、陰口は嫌いな性分なので、できるだけ本人を前にしても、堂々…
私はJリーグをはじめサッカーに関してはあまり詳しくないが、印象としては日本におけるサッカーは野球に比べ組織化されている分、将来性を感じさせる。 プロ部分だけに限ってみても、プロリーグ全体の経営主体がはっきりしないプロ野球に比べ、Jリーグは統括…
東北楽天ゴールデンイーグルスの福盛投手のブログで随分以前に読んだ話なので恐縮だが、少年野球に危機的状況が訪れつつあるらしい。人数が集まらなくて野球部が廃部になったり、地区の少年野球クラブが統廃合されたりといったことが全国各地で起きているよ…
新年明けましておめでとうございます。 とうとう一字も書かないままに12月が終わり、新しい年が明けてしまいました。 書こう書こうと思いながらも、11月からは仕事をしているか、寝ているか、飯を食っているか、家族と過ごしているか(私にとっては最も大切…