ご無沙汰していました


なんだかんだで、半年以上ブログから離れていました。
今回は、しばらく休もうといった積極的な気持ちもなく、「ただ書かない」日が続いただけだったように感じています。ブログを書くどころか、パソコンに向かうことさえ、なんとなく億劫になり、気がつけば半年が過ぎていました。今では長い時間webに漂うこともなくなっています。
ブログを始めた頃、今とは比較にならないほど実生活は忙しく、それでも時間を見つけては長文のエントリを書いていました。というか、正確に言えば、ろくに眠れなかったから書く時間は結構ありました。書くのはあまり速い方ではないので、随分と時間をかけながら書いていたことを思い出します。
ブログは、ままならない想いを抱えながら過す実生活から逃げ込める数少ない場所のひとつでした。仕事から離れることができず無性に仕事と関係ないことがやりたくなっていた私は、眠れない夜、エントリを少しずつ書いていきました。しんどいけれども、それは楽しく充たされたひとときでした。


この頃ようやく、たとえやりたくない仕事を持ち込まれたときでも、何か面白いことを見つけてやろう、面白がって仕事をしてやろうという気持ちが、少しずつではありますが、持てるようになってきました。仕事について考えることが、あまり苦ではなくなってきました。夜もそれなりに眠っています。
今の私には、仕事からの逃げ場所としてのブログは既に必要でないのかもしれません。
正直、ブログを書くのがもう面倒くさいという気持ちはあります。


けれども、ブログを書かなくなって以来、今ここで自分が感じていることや一所懸命考えていることが、うまく表現できなくなってきているのをしばしば感じます。
最近は、記録するツールとして手帳を使う機会が随分多くなりましたが、そのときそのとき、思いつくまま自由気ままに書き込んでいるせいか、読み返してみるとあまりに散漫でまとまりがないような印象を受けます。
今の自分が、「ああでもない、こうでもない」と迷いながら考えた想いの軌跡といったものを、垢抜けない言葉でもかまわないから、もう少しまとまった形で表現してみたくなってきました。それを伝えることはもちろん、はっきりと自覚するためにも、言葉にすることの必要性を感じています。
とはいえ、なんだかんだいっても、再び書こうと思った一番の理由は、取るに足らない数ではありますが、私のブログに立ち寄っていただける大切な友人たちに私の声を聞いて欲しいからです。ブログから離れて以来、なんとなく寂しくものたりない感じに囚われています。結局、自分の声を聞いてもららうことで安心したいのです。
だから、私は私自身のためにブログを再び始めようと思います。


矛盾しているようですが、今の私はブログを書くのが随分と億劫になっています。
そのため、これまで書いてきた「コラムのようなもの」はかなり減り、より日記に近いエントリの割合が増えると思います。
力むことなく、もっと気楽に、仕事やプライベートの合間にさらさら書いていこうと思っていますので、エントリ数が増える可能性が万に一つくらいあるかも知れません(笑)。