善意の人々


ライブ・エイドは、TVで観ただけだったが忘れられないいいライブだった。
エルトン・ジョンの存在感、マドンナの華やかさ、STINGフィル・コリンズの清冽さ、ミック・ジャガーとティナ・タナーの熱狂……
LIVE 8ライブ・エイドの興奮をもう一度ということをきっかけに興味を持っただけだったが、調べていくうちにいろいろな問題を考えさせられた。
今の日本国内の現状を見れば、「ほっとけよ 世界の貧しさ」という意見があるのも当然頷ける。
しかし、中東や北朝鮮の問題をみても分かるように、海外の国家が不安定であることは私たちの生活を不安定にするひとつの要因だと思う。
アフリカの問題が国際社会の大きな火種になりつつある事をもっと自覚するべきだろう。
アフリカにはあまりに難題が多く、それを解決するためには、政治の力やNGOの力だけでなくもっと大きなうねり、即ち市井の善意の人々を巻き込んだ大きなうねりを必要としている。
ホワイトバンドはそのひとつの試みとして評価したいが、その中心にある人物に関しては悪い評判も聞こえてくる。
多くの善意の人々の期待を裏切らないような情報の開示を期待する。