ホワイトバンド


一連の世界の貧しさを考えるキャンペーンのひとつにホワイトバンドキャンペーンがある。
最初このキャンペーンのことを 『めざましテレビ』 で知ったのだが、ぼんやりとみていたせいか、私はホワイトバンドを買ったその収益がそのまま募金されるのかと勘違いしていた。
私と同じように勘違いされている方もひょっとしたら多いのではないだろうか。
その収益は募金ではなくNGOの広報資金と今後の活動資金に当てられるという。
使途について様々な意見はあると思うが、このホワイトバンドキャンペーンで画期的なことはそのコンセプトにあると思う。
ホワイトバンドを巻くことによって世界の中に存在する貧困を意識する」ということである。
貧困を意識した人々は、実際にNGOの活動に参加しなくても、ODAに対して「他国の救済よりも自国の救済を」といった反対意見を露骨に言うことはないだろう。
それによって、貧困の支援が反対されることなく行われるとしたら、それは素晴らしいことだと思う。
積極的な支援、消極的な支援いずれの場合でも、それを形として表現するホワイトバンド
良いアイディアだと思う。