おめでとう! 山本昌


山本昌ノーヒットノーランを達成した。41歳1ヶ月での達成は佐藤義則の40歳11ヶ月を2ヶ月上回る史上最年長での達成だ。
山本昌の一軍初勝利は、当時はまだ地上波でやっていたプロ野球ニュースで観た。
いきなり現れたこの無名の若者のピッチングは、鮮烈に記憶に残っている。江夏を思わすダイナミックなフォームから繰り出されるストレートは、球速こそ出ていなかったが、実に魅力的な気持ちのいい球だった。
山本昌はまがうことなきNPBを代表する技巧派投手ではあるが、40歳を越えた今でも、最大の武器はストレートだと思う。昌のストレートは速い。速く見える。速く感じる。
彼のダイナミックなフォームも、素晴らしい持ち球であるスクリューボールやシンカーでさえも、そのストレートのために存在しているかのように感じてしまう。
つまり、山本昌の投球の柱は一貫してストレートであり、彼の投球術の全ては遅いストレートを如何にスピードボールとして生かすかという命題のもとに組み立てられているように思われる。
そして、41歳1ヶ月の今でも完投するスタミナも、もう一つの驚きだ。200勝達成はもとより、いつまでも、いつまでも山本昌には投げ続けて欲しい。


4回の森野のエラーがなければ、パーフェクトだったという。野球にはエラーがつきものだ。森野を責めることはできない。森野が悪い訳ではない。
でも……


森野の大バカ野郎


追記)赤星の打球と森野の守備をニュースで観ました。守る側からすれば、赤星の脚を意識してしまうので、「仕方ないかな」という感じもする守備でした。森野さん、ごめんなさい。打ち消し線、入れときます。